Heartfeltの取り組み1
現在、日本において1年間に殺処分されている犬や猫の数は9,017頭です(2023.4.1~2024.3.31:環境省より)
殺処分される命を減らそうと全国各地で草の根的に活動しておられる保護団体の方、行政の方、メディアの方、様々な方々が奮闘し、奔走しておられます。
このページではその数を減らための2つのアプローチご紹介し、次ページではHeartfeltの考える第3のアプローチをご紹介します。

ご存じかとは思いますが、飼い主の飼育放棄や多頭飼育崩壊などにより飼い主のいない犬や猫たちは行政に保管されます。
そして一定以上の保管期間をすぎると殺処分されます。
「安楽死」と表現されますが、実際は「ガス室での窒息死」です。
その子たちを必死の思いで救い出し、治療をし、愛情を注ぎ、新しいご家族を探す活動をされておられる保護団体さんが全国各地におられます。
ですが知っていて頂きたいことは、ほとんどの方はご自分のお仕事をされながら、ご自身で資金を工面し、目の前の命にひたむきに向き合っておられるということです。
このことを知っている方はどれだけいらっしゃるでしょうか。メディアなどで保護犬・保護猫がクローズアップされてはいますが、その根底にはこの方々の日の当たらない日々の努力があります
この方法は出口部分での対応と呼べます

華やかなショーウィンドウの中にいるかわいい犬や猫、その子たちはどのような過程を経てここにきたのでしょうか?
ペット産業を支える繁殖業者さんの下で「産むこと」だけを課された「繁殖犬・繁殖猫」と呼ばれる犬や猫がをこの子たちを産んでいます。
動物愛護法が改正され、1人の繁殖業者さんが持っていられる繁殖犬・繁殖猫の数が減り、また1頭で繁殖してよい出産頭数や年齢制限も厳しくなりました。
そのこと自体はとても良いことですが、その制限のために「繁殖引退」として手放されるケースがとても増えています。
法律の規制などは入口部分での対応といえます
蛇口をしめるとも表現します
